車内マットは車に乗る人のほとんどが利用していますよね。
その種類は多岐に渡り、車メーカー純正のものから汎用品まで幅広く展開されています。
その中で人気のカラーの一つに「ブラック」があります。
ブラックは車内の雰囲気を引き締め、ものによっては高級感をも高めてくれます。

最近の車は上級グレードは車内の色がブラックで統一されているものもあるので、一体感を出すためにますます人気のあるカラーのマットになっていますね。
ですがその反面、ブラックはメンテナンスを怠ると水ぼらしい雰囲気にもなりかねないという欠点があります...。
なので今回は、ブラックの車内マットを効率良く清掃し、キレイを保つ方法について記述していきます。
効果的にキレイを保つ方法
マットの臭いも除去するために
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黒い車内マットのデメリット
ちょっとした汚れでも目立ちやすい
車内に落ちるゴミやホコリはブラックのマットの上ではより目立ちます。
なので砂場によく行くようなご家族であったり、アウトドアが好きな人は靴の裏側の溝についた砂や泥を車内に持ち込みやすく、比較的車の中が汚く見えやすくなってしまいます。

靴の裏側の砂は想像以上に車内に持ち込まれていますよ。
また車内で飲食をする人の場合、ほんの少しの食べかすでもマット上に落ちた直後はそれがよく分かってしまうため、ゴミを気にする人は車外で食べた方が食事自体の満足度も上がるかもしれません。
臭いの元となる汚れが見えにくいことがある
これは上記とは逆で、車内の臭いの元となる食べかすや汗、たばこのヤニ、汚れ等はそれがマットへ付着してから時間が経過するほど(もしくはその部分を踏む回数が多いほど)に黒と同化していきます。

靴で踏んだものはどんどん黒ずんでいきますよね。
その結果、マットの表面上にはその原因が確認し辛い状態なのになぜか車内が臭いという状況に陥りやすくなります。
傷んでくると劣化が分かりやすい
マットを構成している繊維は使用歴が長くなっていくとだんだんとバラけていきます。
繊維1束だけに注目すればそれはただ単に傷んできているなーという印象ぐらいしか持たないかもしれませんが、この劣化は引きでたくさんの繊維束を見てみると全体的に白っぽく見えます。
これがベージュやグレーのマットならともかく、ブラックはそれがとてもよく目立ち、全体的にくたびれた印象を持ちやすくなってしまいます。

黒いTシャツの色が洗濯の回数と共にだんだんとくすんでいくような感じです。
黒いマットは新品時は非常に格好良く見える一方でこのようなデメリットがあるので、それを理解した上で購入、もしくは擦れや色落ちなどの劣化への耐久性のあるものを選択しましょう。
効果的にキレイを保つ方法
表面上のゴミはまずコロコロ or ハンディクリーナー
表面上に着いたゴミはまずすぐに除去するクセを付けましょう。そのために100均で売っている携帯型のコロコロクリーナーを車内に常備することをおすすめします。

携帯型のコロコロは冠婚葬祭時に礼服やスーツに着いたゴミも催しの直前に除去できるのでおすすめです。
また、ゴミは放置しているとどんどんマットの内側に入り込んでいきます。
そうなると、毛足の長いマットの場合だと特にコロコロではゴミを取り切れなくなってしまいますので、吸引力の高いハンディクリーナーで吸い取りましょう。

ハンディは吸引力の弱いものも多く、車内に落ちたゴミをは取りにくい場合もあるので、やっぱりダイソンがおすすめです。笑
洗剤を用いた洗浄 → 乾燥 を行う
正直、定期的な吸引だけではマットの汚れや付着・増殖した菌等を取りきることはできません。
なので衣類同様に洗剤を用いた洗浄(ブラッシング)を行い、汚れや臭いの元となる原因を除去します。
やり方としては、以下のような感じ。
抗菌系中性洗剤を水で薄めたものをスプレーで噴霧しながらブラシで叩く
臭いの除去が目的なら上記に柔軟剤をプラスする
または上記の洗浄水にマットを10分ほど漬け、よく洗い流すのもよし
ただ、マットはどうせ屋外を歩いた靴で踏むんだから時々掃除機で吸う程度で、洗うことはしないという人も多いかもしれません。
私は個人的にそれは半分正解だとも思っています。
というのも、繊維タイプのマットは想像以上に毛量が多いので、しっかり洗浄した場合は乾燥させるまでにかなりの時間がかかります。
そして乾燥させ切る前に車内に置いてしまえば臭いの元となる菌の温床となり、より一層悪臭の原因となりかねません。
なので、洗浄の後はしばらくそのマットは使用できなくなると考えた場合、濡らさずに吸引してゴミを除去する程度に留めておくのもアリかと思います。

ガソリンスタンドなんかにあるマット洗い機は乾燥させ切る前に車内へマットを戻すことになりやすいので、正直あまりお勧めしません...。
洗浄できない場合は光触媒加工を施す
光触媒加工とは、対象物に付着・増殖するウイルスや細菌の除去を目的に、光に反応してその機能を発揮(酸化除去)する薬液を塗布(噴霧)することです。
薬液は光に反応するので、それが別に日光である必要はなく、車内のちょっとしたライトなどでもOKです。

少し前までは日光じゃないと反応しないものが多かったですね。
光にあてるだけで臭いや病の原因を除去できるので、あらかじめ光触媒コーティングがされているマットや、後施工用にスプレーのみで販売しているものもあります。
マットは車内の中でも特に湿りやすい=菌が繁殖しやすい場所です。
さらにブラックのマットは上記の理由から臭いの原因となるものが見えにくくなっていく傾向がある為、特にこの加工はおすすめです。

マットはどうせならあらかじめ光触媒コーティングが施工されたものがおすすめですし、後から施工ならルナキャットが有名ですね。
まとめ
ブラックのマットは汚れやすいというデメリットもありますが、それ相応の対応を怠らなければ気持ちよく格好良い状態をキープできます。
マットは強度を出すために比較的高価なものが多いので、末永く気持ちよく使えるよう、メンテナンスはしっかり行いましょう。
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