コーティングを施工した後はピカピカなボディに満足感を得る一方、ホコリが付きやすくなってしまい、それが気になる人も少なくないと思います。
確かに残念ながらコーティング後はホコリが付きやすくなったりすることはあり得ます。
なので今回はコーティング後にホコリが付きやすくなる原因とその対策について記述していきます。
コーティングしててもホコリ対策は必要
極力ホコリを目立たせないために
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
コーティング後ホコリが付着しやすくなる原因
洗車やコーティングをした後はボディが一度ピカピカになっている分、ささいな汚れも気になりやすくなっていると思います。
本記事のテーマについても同様で、キレイにした直後だから気になるんだろうなーと思うかもしれませんが、コーティング後ホコリが付きやすい(気になりやすい)のには原因があります。
ホコリの原因は研磨作業時に発生した静電気
下敷きをこすると静電気が発生しますよね。子どものころはそれを髪にくっつけて遊ぶというのはどの地域でも一緒だったんじゃないかと思います。笑
そしてそれはコーティング前のコンパウンド等による研磨作業時や、洗車後のタオルでの水分の拭き上げ時にも同様の状況が生まれています。
通常の電気はプラスの極性とマイナスの極性がバランスよく存在している状態になります。
しかし研磨・拭き上げをすることによってボディにはプラスの極性で帯電しますが、反対に花粉や砂塵等のいわゆるホコリはマイナスの極性で帯電し、空間を浮遊しています。
静電気とは、上記のボディとホコリのように極性のバランスが崩れている状態のことを指し、またそれぞれはバランスを取ろうと反対の極性によって行く習性があります。
このことから、コーティング・洗車後はプラス側(ボディ)へマイナス側(ホコリ)が寄っていってしまうため、ホコリが付着しやすくなるんですね。
拭き上げ時には特に帯電しやすい
コーティングの施工工程においてボディを濡らすタイミングは多々あります。その段階ではそこまで帯電してはいませんが、問題は拭き上げ時です。
ボディ上に付着した水分を放置してしまえばイオンデポジットとなる原因になってしまいますので、できるだけ早く取り除く(=拭き上げる)必要があります。

せっかくキレイにしたのに変にシミができてしまうのは嫌ですからね。
その際に必ず摩擦が発生し、その結果ボディ側がプラス極の帯電をしてしまうので、静電気が発生している状態となってしまいます。
なので、洗車作業を行った後は帯電している(静電気が起きている状態)であることを留意しておきましょう。
コーティングしててもホコリ対策は必要
上記の理由から、コーティングや洗車後はホコリが付着しやすい状態となっていますので、付着させたくないというのであれば相応の対策を行う必要があります。
拭き上げ後に静電気防止のクロスで拭く
静電気を発生させやすいタイミングであるボディの拭き上げ後、改めて静電気を防止するクロスで拭きあげてみると結果としてホコリの付着を軽減できます。
また、コーティング後にそういったクロスを使用することで、コーティングの乾燥時に付着したホコリを除去した上で、効率良くボディに磨きをかけることもできます。
帯電防止のコーティング剤を塗布する
コーティングの上にコーティング?それって今施工してあるコーティングの被膜に悪影響なのでは?と思われる人もいるかもしれません。
ですが、車の購入時にディーラーオプションにて施工したガラスコーティングの上に、さらに汚れを付着させにくくするメンテナンス用のポリマーのコーティングをDIYで施工するという人は結構います。

高価なガラスコーティングの被膜が劣化するのがいやで、さらに被膜を作りたいという気持ちはわかります。笑
せっかくキレイにコーティングを行った後ですから、その効果をより長引かせるために上記のクロス同様効率的にホコリを寄せにくくすることに繋がります。
※施工するガラスコーティングによっては施工後水洗い以外は不可の物もありますので、商品の相性を良く確認の上施工するようにしてください。
固定電荷式のモップでホコリを落とす
これは車専門の用品ではありませんが、清掃サービスを展開しているダスキンの電荷が変化しないモップ「エレクトロン」も効果的にホコリを除去することに役立ちます。
エレクトロンは繊維に組み込まれた特殊な電荷によってホコリを吸着しながら、使用時に摩擦が発生してもそこで静電気が発生する状態となるのを防ぐことができます。

本来は静電気の発生がNGなOA機器なんかに対して使用するものです。なのでボディに使う際は優しくなでるようにしてホコリを除去しましょう。
また、車内においてはつい億劫になりがちなダッシュボード周辺やナビ画面のホコリ除去にもかなり有効に使うことができます。
極力ホコリを目立たせないために
キレイさを求める人にとって、ホコリを付着させにくくする対策は確かに必要ですが、何分車は外で使うものなので、完璧に防ぐというのは無理があります。
なので、一番はやはり定期の洗車を必ず行うということに限るように思います。
定期的な洗車はホコリや泥等の汚れの除去に加え、コーティングの被膜の劣化を軽減することにも繋がる上、ボディに生じた汚れ以上の問題(サビや破損など)に気づきやすくもなります。
加えて、それでも少しでもホコリを目立たせにくくしたいというのであれば、黒色のボディを避けるべきかと思います。
黒はボディをより締まった印象を与えるため、非常に多くの人から人気を博しているカラーです。
しかし、「ホコリの付着」に着目すると、ホコリは白いため、反色である黒はよりその存在を目立たせてしまうカラーであり、洗車の必要頻度はその他のカラーに比べて高くなってしまいます。
なので、確実に2週間に1回は洗車可能という人ではなく、しかもホコリは目立たせたくない人であれば、個人的に黒はおすすめはしないですね…。

逆に黒い車乗っていて、いつも車がキレイな人は特に車を大事にされているんだなと強く感じます。
また、費用面でも負担の軽減を考えるのであれば、ピカピカレインでのDIYガラスコーティングをおすすめします。
まとめ
ホコリの原因となる静電気は効率よく除去しないとまた付着させやすい状況になりがちなので、無駄を省くためにも注意して除去に当たりましょう。
また、繰り返すようですが車は外で使うものなので、シビアになりすぎないというのも一つの方法かもしれません。

あまり気にし過ぎると疲れてしまいますからね。
何にせよ、自分の生活が窮屈にならない方法でカーライフをより充実させられるようにしましょう。
コメント