【システム障害の原因】車のタイヤはできれば一本だけの交換は避けた方が良い理由

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【システム障害の原因】車のタイヤはできれば一本だけの交換は避けた方が良い理由お金
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タイヤがパンクしたり、裂けが発生したことで1本だけ交換するケースもありますよね。

タイヤ交換は基本的に結構な費用が発生するので、故障しているタイヤだけを交換するという人がほとんどかもしれません。

 

ですが、実はその対処法では知らずのうちに車へ負担をかけているかもしれません。

 

なので今回は、車のタイヤを1本だけ交換するのは避けて方が良い理由や、その際の対応策や考え方について記述していきます。

本記事の内容 タイヤを一本だけ交換しない方が良い理由
 でも1本だけ壊れたらどうする?
  安全かつお得な対応策はやっぱりネット

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タイヤを一本だけ交換しない方が良い理由

タイヤを一本だけ交換しない方が良い理由

外径差が大きくなり、システムに異常をきたす危険性

車は走行中、VDC(ビークルダイナミックコントロール)やVSC(ビークルスタビリティコントロール)といったコンピューターによる制御機能によって安定して走れるようになっています。

 

交換していないタイヤの摩耗が進んでいた場合、新しくした一本だけ外径差が異なるため回転差が生じやすくなり上記システムが参考として収集した情報によってシステムが正しく作動しなくなる危険性があります。

さた丸
さた丸

もちろんそういった状態も加味してシステムは構成されていますので、必ずそうなるという訳ではありませんが、情報に偏りが検出してしまうこと自体好ましくありません。

 

4輪駆動に負担がかかりやすくなる

タイヤを1本だけ交換した場合、4WDは全輪による回転差を吸収する機能が付いています。

 

これは各タイヤの制動力を整え、安全にブレーキを行うための機能ですが、このことによって2WDよりも負担が大きくなり、タイヤだけではなく車両全体としてのダメージがより大きくなり、予想だにしない他の場所への不具合が発生してしまう可能性をはらんでいます。

さた丸
さた丸

人間が首を痛めるとあらゆる箇所に不調を来すのと同じで、全体のバランスが崩れる原因になります。

 

偏摩耗によるブレーキ能力のバランスが崩れる

4輪中1本だけ交換する場合、グリップ力(ブレーキを踏んだ時の地面との摩擦力)に差が出てしまいます。

 

そうなると上記システムによってできるだけ安全かつ正常にブレーキが作動するように制御はされますが、とはいえ新しいタイヤのみにブレーキ制御を預ける訳にはいかないため、外径差は大きくは縮まりません。

 

なので、偏摩耗(タイヤの摩耗が局所的に進む)することは免れず、かつその状態が長く続いてしまいます。

さた丸
さた丸

つまりシステムや車両に対して負担をかけ続けることになります。

 

車は安いものではないので、できるだけ永く快調に乗り続けるためにはできるだけ避けるべき状態と言えるでしょう。

 

でも一本だけ壊れたらどうする?

でも1本だけ壊れたらどうする?

出来れば2本交換する

1本だけグリップ性能や外径差が異なることに対するシステム制御によるカバーは、前輪(もしくは後輪)2本に対するものの方がより少ない負担で済む可能性もあります。

 

特に2輪駆動(FF・FR)の場合は駆動輪の摩耗が大きく進むため、新しいタイヤ2本を駆動輪に装着するようにしましょう。

さた丸
さた丸

4WDの場合も例えば左前のタイヤを交換する必要がある場合、右前のタイヤも新調するように前・後ろを合わせて交換することをおすすめします。

 

最近新調したタイヤなら1本だけ交換でも大丈夫かも

タイヤを交換する場合、外径やグリップ性能に差ができるのは避けて然るべきなので、基本的には4本一斉に交換することが推奨されます。

 

ただし、最近新しくしたばかり、もしくはまだ半年ほどしか使っていないタイヤであれば、1本だけ交換しても負担も少なく、問題ない場合が多いです。

 

ただし、それはあくまでほとんど走っていない(5000Kmほど)・タイヤのトレッド面に負担のかかる急発進、急ブレーキ、ドリフト(論外)などを避け、変な摩耗の仕方をしていないことが条件になります。

 

これは車両にもよることなので、心配であれば近くの車ディーラーやガソリンスタンドの店員に実物を見せ、相談してみましょう。

 

ネットで買って近所に組み換えを頼めばお得

タイヤ交換(新調)する場合、あまり費用をかけたくないのが正直なところだと思います。

 

できることならばこの作業や取寄せ一式をタイヤ屋さんにお願いできれば一番安全ではあるものの、一本だけの購入はどうしても費用は少し高くなってしまうことが多いです。

さた丸
さた丸

店舗も1本だけの在庫はできれば持ちたくないので、少し割高になりやすいかもしれません...。

 

なので、タイヤ自体はネットで購入し、組み換え・バランス調整は近くのガソリンスタンドでしてもらうことが一番費用を抑えやすいかと思います。

なお、タイヤをネットで買う場合はサイズ確認を確実に行うことと、製造年にも注目して購入するようにしましょう。

 

また、ネットで買う場合は送料や送り先指定にも注意すべきで、おすすめは運送会社の支店止めに設定し、そこまでタイヤを取りに行くという方法です。

この場合の送料や都合はタイヤ販売会社と、そこと提携している運送会社の都合によりけりなので、ネットでの購入を検討している人は一度販売サイトでシュミレーションしてみましょう。


さた丸
さた丸

最近では自分でタイヤ交換を行わない人向けのタイヤ交換サービスのチケット付きでタイヤを販売しているところも多いですね。

 

下記の記事では、タイヤを買う場合に費用を抑えるために考慮すべきポイントについて紹介しています。

 

安全のための費用は惜しまない

安全のための費用は惜しまない

タイヤ交換は費用は掛かるとはいえ、渋ったり面倒臭がったりするのは非常に危険です。

自己に責任がないのに費用を支払わなければならないのは本当に納得がいかない気持ちはよく理解できますが、故障したタイヤを継続して使用することは危険+道交法違反になりますので、迅速に対策を打ちましょう。

さた丸
さた丸

そこから事故につながるリスクを考えればさっさと交換した方が断然お得です。

 

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