ガラスコーティングといえば、車のボディをピカピカに保つため新車時にディーラー(実際は業者へ外注されていることもある)にて施工されることが多いですよね。
ただしその効果の高さから費用が高く、ものによっては数十万円もかかってしまうこともあります。

大きな車の場合は施工範囲が広いため、特に費用が嵩んでしまいがちですよね。
なので、ディーラーや専門業者へ依頼するのではなく自分でコーティングを行う人も多くなってきています。
そこで問題となるのが施工における難易度や労力面。
作業内容や施工場所、そして作業時間(コーティングを乾かす分も含め)の確保が厳しいという人も多いかと思います。
なので今回は、従来の簡易コーティングのような施工方法で本物のガラスコーティングを施工できるコーティング剤「シラザン50」について紹介していきます。

多くの車関連の情報サイトや、YouTuberも紹介している今話題のコーティング剤ですね。
実際に使ってみた
使用者の口コミはどんな感じ?
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
シラザン50とは
シラザン50はスプレータイプのガラスコーティング剤


ちなみに完全硬化までは1カ月かかるので、それまでは洗車機には入れない方が良いそうです。(手洗い洗車なら施工後1週間経過すればOK)
スプレーだとコーティングが弱いのでは?

だから撥水効果等の補助としてシリコーンレジン等を配合させたりします。また、それらを配合できるという点もシロキサンの利点と言えますね。


その流れのなかで流通し始めたのがポリシラザンと同じ無機物でありながら作業性が高く、コーティング効果期間を延ばすフッ素等とも混合させることができるシロキサンです。
その他にもメリット多し
シラザン50は上記で述べた点を含め、優れたコーティング剤ならではの利点を謳っています。
耐久性は3年以上(要メンテナンス)
コーティング剤の塗布は30分程度で終了する
ガラス全般へ施工可能
樹脂、メッキ、ホイール、マフラー等へも同剤で施工可能
付属するシャンプーに脱脂作用があるため別途脱脂作業は不要

出典:日本ライティング公式HP
フロントガラスは汚れがよく目に入る部分であり、なおかつ一番撥水してほしい(というか視界から水滴が無くなってほしい)部分ですので、その部分もまとめてコーティングできるという点はありがたいです。
また、耐久性については施工方法や車両の扱い方にもよるところなのでなんともですが、発売元よりメンテンナンス剤や効果復活用キットも展開されていますので、効果について低下が見られた(もしくはそう感じる)場合も安心です。
実際に使ってみた
今回、日本ライティング様より商品のご提供をいただきましたので、家族の車であるダイハツ タントへ施工してみました。
施工前の状態
施工前の写真。ホコリ、水アカ、塩カル、花粉、黄砂と様々な汚れが付着しています...。

やっぱり黒い車は特に汚れが目立ちますね。
シラザン50のセット内容
コーティング剤はA液とB液をスプレーボトル内で混ぜたあと、硬化促進剤を入れて再度混ぜれば使用できるようになるようです。
他のコーティング剤では上層用、下層用のように2度3度に渡ってコーティングしなくてはならないものがありますが、シラザン50はそういった手間はかかりません。

塗っている感あってそれが良いという人もいますね。私は楽であることに越したことない派ですが。笑
施工はかなり簡単
では付属のシャンプーを使って脱脂を兼ねて洗車し、拭き上げを行ったあと、さっそく液剤を塗布していきます。
ちなみに本来であればコンパウンド等を用いた磨き(いわゆるバフ掛け)を行うところですが、日本ライティングさんの本商品に関するよくある質問内に、以下の記述があります。
出典:日本ライティング公式HP

実際のところ、磨きは本当に労力がかかる作業なので今回は商品のコンセプトに乗り、磨き作業は無しでコーティングを施工していきます。
ボディへ噴霧し→拭きとりの工程をボディ全体へ行っていきます。
コーティング剤の噴霧の目安は、50cm×50cmの範囲に3~4プッシュくらいが良いそうです。
感想を述べるのならば、とにかく楽。
本物のガラスコーティングといえば、ボディへまんべんなく付属のスポンジで液剤を塗っていくイメージがありました(私が過去使用したものはそうでした。)が、私の場合はいつもの洗車後ルーティンとほぼ全く同じなのであっという間に施工は終了しました。
施工直後。かなり艶が上がっていました。
ちなみに上記の使用量を守りつつ噴霧した場合、Lの容量をタントサイズの車両に使用したらとこれくらい余りました。

今回は気持ち多めに使ったので、Lを使うなら軽自動車であれば2台分くらいはいけそうです。
また、本商品の施工をしっかりと行うために水分は大敵となります。
洗車し、拭き上げを行った後に水分が残りやすいサイドミラーやモール部、ガラスとボディの隙間、給油口のフタ周りには注意しましょう。

私はカットしたキッチンペーパーをポケットに入れて、水気のありそうな箇所をペーパーで撫でながら施工しました。
施工1週間後
完全硬化までは1カ月ほどかかりますが、施工から1週間経った時点で春時期につき花粉などの汚れが目立ってきたので、手洗いで洗車を行った後の状態です。
施工の簡単さも相まって、個人的にはかなり満足できる仕上がりになりました。

サイドは鏡面仕上げのように艶が出ました。嬉しい。笑
メンテナンス用品
メンテナンス剤=ガラスコーティング層の上に犠牲被膜を張らせ、コーティング層自体を守るための液剤になります。
使用することでシラザン50によるガラスコーティング層が保護され、効果の持続期間が延びる上に施工直後の艶、光沢が復活するそうです。
メンテナンス剤の施工はシラザン50施工後2時間後か、半年経過後のどちらかが推奨されています。(施工方法はシラザン50と同じくスプレーで噴霧→拭き取り)
ガラスコーティング施工後すぐに2時間後施工することで無機物の弱点であるイオンデポジット(水アカ)をより付きにくくする効果があるそう。
また、一方半年後に使用する場合はシラザン50の効果が弱まり始めるのを防ぐことに繋がります。

好みによって選べる点も良いですね。
ちなみに後者の場合、当然イオンデポジットが付着する可能性は比較的高くなりますが、その場合に備えて「撥水/滑水復活キット」なるものも商品にラインナップされています。
こちらは撥水や滑水効果の復活剤+イオンデポジットを落とすクリーナーがセットになったものになります。
クリーナーは非常に小さな粒子によってイオンデポジットを除去するため、もちろんコーティングそのものを落としてしまうことがないので気軽に扱えます。
使い方は付属するマイクロファイバータオルに水を含ませた上で硬く絞り、そのタオルにクリーナーをスプレーし、汚れの箇所をこすって落とします。

コンパウンドのようにピンポイントで使えます。
また、復活材はその名の通り施工することでシラザン50施工直後の撥水・滑水性復活させるためのもので、施工方法はシラザン50と同じくボディへ噴霧→拭き取りという作業になります。
ただし、復活材は瓶に入ってはいるものの必要な量をスプレーボトルへ入れて数回に分けて施工することができます。

車は通常運転していれば鉄粉まみれにまり、定期的なケアが必要になりますので、その際に一緒に施工してみるのも良いですね。
使用者の口コミ
コーティング効果ついてはやはり評価が高い
シラザン50を施工したユーザーの口コミを探すと、ほぼほぼその効果の高さに満足している旨の記載が出てきます。
古い車もほらすごい水玉🤪#シラザン50 pic.twitter.com/gWil1tLhSz
— そちら🌳 (@mochip555) April 26, 2023
シラザン50施工した!
ぬるぬるテカテカ✨
写真はあえて加工せずUP pic.twitter.com/mFCULtfCjZ— Frühlingはる (@Fruhling_halne) April 2, 2023
朝そんなに降ってなかったけどきれいに撥水してた #シラザン50 pic.twitter.com/USp3IZDOoE
— そちら🌳 (@mochip555) April 26, 2023
洗車してからスプレーするだけのガラスコーティングしてみた卍
とぅるとぅるやこれシラザン50てやつ。笑 pic.twitter.com/ngmcPAFeSd
— まっちゃん (@matsu0511) December 31, 2022
今日は、シラザン50をコーティングしてから2回目の洗車!
結構汚れがひどかったけどサッと洗うだけで汚れが落ちていい感じ👍
#日本ライティング#シラザン50#新型ステップワゴン#ステップワゴンエアー pic.twitter.com/qb2h79Zs8b— teiji (@teijih6) December 25, 2022
昨日雨の高速走ったし1ヶ月洗車してないしめちゃ汚れてる覚悟してたけど、、、
なにこれ!?高速走る前よりキレイじゃん😆
流石にリアは風流れ的に汚れ付いてるけど
シラザン50すげー
ウォーターデポジット皆無だし😲#CX60 #マツダ #MAZDA #withmazda #シラザン50 #日本ライティング pic.twitter.com/4isGAE4e3m— やっくん☆ (@yasuharu0605) November 14, 2022
昨日施工したシラザン50
翌日、雨でショックですけど、いい感じに弾いております😊 pic.twitter.com/3QWjiHLuLe— ていく (@teiku15m) February 13, 2023
洗車しました!
コーティングしてから2回目の洗車。
雨や吹雪の中も走ってますが、シラザン50の効果か汚れが付きにくいです。
普段はガレージに居るのもありますが洗車回数が少なくて助かります。#テスラ#モデルY #シラザン50 pic.twitter.com/dazYvMbQeY— ryo_aka_tatsu (@aka_godzilla_1) February 18, 2023
一方こんな意見も
施工を実施したユーザーの中にはこんな口コミもありました。
ハリアー納車して頂きました。さっそくシラザン50施工。匂いがキツイ以外は、全てが新鮮で楽しめる車です。470日の修行は振り返ってもキツかったです。来月からは、国内配分を増やす事が決まったようで納期は短縮されるようです。#ハリアー納車 #シラザン50 #ゼウスクリア pic.twitter.com/VqLSqYnDr3
— ハリアー購入記、備忘録 (@harrier2022MC) December 4, 2022
匂いについては確かに独特なものを感じますので、ガレージで施工されるような人は定期的に換気をおすすめします。

施工が簡単だからすぐ終わってしまうと思いますが。笑
皆様お疲れ様です😁✨
本日研磨練習からシラザン50やってまいりました。
LLサイズ使用でステップワゴン1台仕上げたら、写真の通り余りました。
Lサイズで良かったかもですね💦#ZeusClear #シラザン50 pic.twitter.com/kdNrqon0dZ— こたつ(T3 (@cotacotao) January 3, 2023
施工量は販売元が提示していても足りるかどうか不安になられる人もいますよね。
ちなみにシラザン50についてのサイズ表は下記の通りです。
出典:日本ライティング公式HP
本日は交通安全祈願に行きました。
その後、シラザン50とスマホまもる君を施工。
計3時間…
明日は筋肉痛案件デス。#エクストレイル #シラザン50 #スマホまもる君 pic.twitter.com/5im06V2A3Y— ヒイラギ (@ZiAaMmPMu3DJd9t) March 21, 2023
普段からスプレーで簡易コーティングをしている人でも、いざ本物のガラスコーティングを施工するとなれば一段と車をキレイにし、しっかりと施工したくなりますよね。

特に磨き作業はこだわりたくなるポイントですね。
また私を含め、濃色車への施工を行っている人も多いです。
通常濃色はムラが発生しやすいため、コーティングはより難しいものになってしまいがちです。
ですが、シラザン50はそういった心配をせずとも、しっかりと脱脂(脱脂効果のある付属シャンプーでよく洗車すればOK)すれば私のような黒色車でも割と簡単に施工できます。
まとめ
シラザン50は上記の通り、簡易コーティングのような工程で本物のガラスコーティングを施工することができます。
ガラスコーティングに対し、従来の施工性が低い(=施工の難易度が高い)コーティング剤のイメージを持たれている人は一度試してみる価値は十分にあると感じます。
また、昨今の値上がりにつき、専門店へコーティングの依頼を躊躇されている人も是非検討してみて下さい。
ちなみに日本ラインティングさんの公式サイトにて、シラザン50についてさらに詳細に紹介していますので、ご参考にどうぞ。
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