【タイヤ交換】自分でもできる!注意すべきポイントと必要な道具

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冬が近づいてくると冬のイベントが楽しみになると同時に、積雪地ではスタッドレスタイヤへの交換が必須ですよね。

 

タイヤ交換はカーディーラーやタイヤ専門店に任せている方もいれば、ご自身でされているという方もいらっしゃると思います。

さた丸
さた丸

私は自分で替える派ですが、学生時代にガソリンスタンドでバイトをする前はタイヤ交換を自分で行ったことが無く、やり方を覚えるまでは心配な点が多かったです。

 

今年初めて車をご購入されたりして、初めてタイヤ交換を経験されるという方もいらっしゃると思いますので、今回は自分でタイヤ交換をする場合のコツについて記述していきます。

本記事の内容タイヤ交換って自分でできる?
タイヤ交換をセルフで行う方法
作業の際に特に注意すべき点

また、寒い時期になればボディへ鉄粉が付着しやすくなります。

鉄粉は放置すればいずれサビとなり塗装面へのダメージを大きくさせてしまいます。

 

そういった鉄粉によるダメージを軽減させるにはガラスコーティングが有効です。

以下の記事でおすすめについて記述していますので参考にしてみて下さい。

本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

 

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タイヤ交換って自分で出来る?

結論から言うと、タイヤ交換作業を行う方の身体や交換環境によって異なり、尚且つ道具を揃える必要がありますが、交換自体は自分できることが多いです。

 

というのも、タイヤ交換作業において問題となりやすいのが、「重たいタイヤを持ち上げることが出来るか」という点で、確かにタイヤは重たいですが持ち上げるのはホイールを本体へ装着させる一瞬ですので、軽自動車やコンパクトカーであればさほど大変なことではない場合が多いです。

 

さた丸
さた丸

トヨタのランドクルーザーのような大きなタイヤを履かせる場合はもちろん別ですが。笑

 

体力的に問題となるのはタイヤの移動・積み込み・洗浄です

 

加えて、タイヤは車種によって様々なサイズ・重量のパターンがありますので、老若男女問わずどんな方でもできるというのはさすがに無理があります。

 

なので、ホイールが装着されたタイヤを実際に持ってみて、厳しいと思う場合はタイヤ交換作業のみならず、タイヤ預かりサービス等も利用することをおすすめします。

 

タイヤの重さ

一般的な目安としては、以下の通りです。(メーカー、品種により異なります。)

軽自動車(14インチ) → タイヤ 約5kg、ホイール 約6kg

普通自動車(16インチ) → タイヤ 約10Kg、ホイール 約8kg

SUV車両(18インチ) → タイヤ 約12kg、ホイール 約14kg 

さた丸
さた丸

18インチともなるとホイールと合わせてかなりの重量となりますね。

ただ私の場合、体格は平均的な成人男性よりも小柄で、尚且つ筋量も間違いなく平均以下(自分で書いてて情けなくなります…泣)ですが、3ナンバーのSUV車両(夏タイヤ18インチ、冬タイヤ17インチ)を特に問題なく交換しております。

 

そのことを他者に話すと、よく驚かれます(その体格で出来るの?という意味で…。)が、それくらい交換作業自体は重労働ではありません。

 

タイヤ交換を行う場所

作業は基本的にコンクリート等硬い地面の上で行います。

 

砂地等、地面が柔らかい場所ではジャッキ(車を持ち上げるための道具)を使用することができません。

 

さらにあまりに勾配(地面が斜めになっている)がついている場所では、車をジャッキで持ち上げている際に、車が倒れてきてしまう危険性があるため、行うことが出来ません。

 

具体的に斜度が何度以下であればできるという具体的な確証はありませんが、我が家では自宅の駐車場(コンクリート上)でタイヤ交換作業を行っています。

 

駐車場のため、水勾配がついており斜度は1.5℃程ですが、今まで作業に事故や不具合が起きたことはありません。

 

※もちろんこれくらいの斜度なら作業しても問題ないよ。というお知らせではありません。

さた丸
さた丸

もし同じくらいの勾配がついているところで作業されるなら自己責任でお願いします…

 

タイヤ交換をセルフで行う方法

私がタイヤ交換作業に用意するのは下記の通りです。

 タイヤ交換の際に用意するもの トルクレンチ
 車載ジャッキ一式
 輪留め
 角木
 軍手
さた丸
さた丸

下記で詳細を記載しています。

 

そして、交換作業は以下の流れです。

①ホイールナットを緩める

②ジャッキで車体を浮かす

③ナットを外してからタイヤを外す

④交換するタイヤをはめ、再度ナットを装着する

⑤ジャッキを下げ、完全に接地させた後でトルクレンチでナットを締める

⑥空気圧を調整する

 

順に説明していきますね。

※繰り返しますが、下記は私が実際に行っている方法であり、メーカー等が推奨するものではありません。

 

今装着しているタイヤのホイールナットをレンチで緩める

コンクリート等硬く平らな地面上に車を停め、サイドブレーキを引いておきます。

 

タイヤがまだ接地している状態で、ナットを緩めていきます。

 

基本的にはナットはネジと同様で、左に回せば緩まり、右に回せば締まります。

 

※トラックや大型の車になりますと、ナットの緩み防止のために車両の左側のナットがが、左に回すと締まり、右に回すと緩む、いわゆる「逆ネジ」となっている場合がありますので、注意してください。

 

ジャッキにて車両を浮かしてから強い力でナットを回すと車両が転倒したり、タイヤが回って思わぬ事故に繋がりかねませんので、必ずナットは接地した状態で緩めましょう

 

また、この段階でナットを外してしまうとジャッキで車両を持ち上げている途中でタイヤが外れてしまう可能性がありますので、ナットは緩めるだけにしておきます。

 

ナットを緩める際は、タイヤ交換後にまたナットを締める時に使用するトルクレンチにて行うと用意する道具が少なく済みます。


 

ジャッキで車両を浮かす

ジャッキには種類がいくつかありますが、私は最初から車に積まれている車載ジャッキにて毎年行っています。

↑こうゆうやつ

この写真のジャッキは、本来走行中にタイヤがパンクしてしまった場合等に、スペアタイヤへ交換する為に車に積んでおくものです。

 

使い方は、免許取得の際に教習所でも習うかと思いますが、2本の鉄の棒を組み合わせてくるくる回し、黒色のジャッキ本体を上げ下げさせて使います。

↑こんな感じ

 

このジャッキ本体の上の部分を、車両のタイヤ付近にそれぞれ1か所ずつ(計4か所)あるジャッキポイントに合わせてリフトアップしていきます。

 

ジャッキを上げる高さは、あまりに上げ過ぎると新たにタイヤを装着(ホイールの穴にボルトを通す)際に、より腕力が必要になりますので、今装着しているタイヤが地面から1~2cm程度離れるくらいまでリフトアップします。

 

安全面を考慮すると、フロアジャッキと呼ばれるものでやった方が良いと思いますが、私の作業・生活環境上では車載ジャッキで問題なかったので、これを使い続けています(笑)


タイヤ交換をご自宅で行う場合でもそうですが、他人様の敷地をお借りして交換する場合等では、コンクリートを保護したり、ジャッキの高さ不足を解消するためにも、リフトアップの際はジャッキの下に角木を敷くと良いです。

↑角木

そして、もしジャッキが外れても事故が起きぬようジャッキスタンド(通称:ウマ)を車両の下に入れたり、タイヤに輪止めをかませるとより安全性が増します。



さた丸
さた丸

私はウマは使用していませんが、輪止めは作業中使用しています。

 

ナットを外し、タイヤを外す

この段階で①で緩めておいたナットと共に、それまで装着していたタイヤを外します。

 

タイヤを外す際は上下左右に大きく動かすと、車両が転倒する恐れがありますので、あくまで車両に対して「水平に抜くイメージ」で外します

 

別のタイヤをはめ、ナットをはめ、手で絞める

タイヤ交換作業において、個人的に一番緊張すべきはここかと思います。

 

交換するタイヤをボルトにはめるために、ホイールの穴にボルトを差し込みます。

 

この際に、タイヤ+ホイールの重さに耐えながらボルトと穴の位置を合わせる必要があります。

 

ホイールの穴の数が4つであればタイヤ・ホイールも軽量でまだ合わせやすいですが、5つの場合はタイヤ・ホイールのサイズも大きくなりますので、ここだけはある程度の腕力が必要になるかと思います。

 

無事ホイールの穴へボルトを合わせることが出来れば、ナットをつけ、手で回せるだけ回します。(ナットはここではレンチでは締め切らない)

 

この時、しっかりとホイールが車両本体へくっついているか(斜めになってナットがいい加減につけられていないか)を確認して下さい。

 

ジャッキを下げ、タイヤを接地させてからレンチで適正な(トルクで)締める

タイヤが地面に完全に接地し、ジャッキが不要になった状態(ジャッキに負荷がかかっていない状態)で、ナットを締めつけていきます。

 

ここで良くやりがちなのが、ナットの締めすぎです。

 

ナットの緩みは走行中にタイヤが外れ大事故を引き起こすリスクをはらんでいますが、逆の締めすぎにも要注意です。

 

ナットを強く締めすぎてしまうと、ボルトがダメになったり最悪ボルトが切れてしまう可能性があります。なので、ナットは緩めずかつ締めすぎずが鉄則です。

 

ではどのくらいで締めれば良いかというと、メーカー側が車両ごとにナットを締めつけるべき力(トルクといいます。)を指定していますので、その基準通りの力(トルク)で締め付けましょう。

 

※ご自身の車の必要トルクはネットで検索すればよほど珍しい車両でない限りすぐに出てくるかと思います。

 

ただ、そのトルクが判明したところで、結局どのくらいで締めつければ良いかというのは長年その道の仕事をしていない限り、まず分かりません。

さた丸
さた丸

私は雪国在住ですので、年に最低2回は夏・冬のタイヤ交換をし続けていますが、はっきり言って感覚では全く分かりません(笑)

 

ですので、トルクレンチという、トルクが設定した値に達するとそれを教えてくれるレンチを使用しています。

 

私が使っているのが↓これ


 

さた丸
さた丸

このレンチを初めて使用する多くの方は、「締め付ける力ってこんな軽くて良いんだ。」と意外な感じになられると思います。

ご自身でタイヤ交換を行う場合、このレンチはマストですね。

 

空気圧を調整する

タイヤは自転車と同様に、バルブを締めていても自然と少しずつ空気が外に出て行ってしまいます。

 

ですので、それまで保管していたタイヤを装着した際は、必ず空気圧の調整を行いましょう。

 

設定すべき空気圧は車の運転席側のドアを開けたところや、車両の取り扱い説明書等に記載されていますので、セルフのスタンドでも簡単にできますし、有人のスタンドであれば、給油したついでにお願いするのも良いかと思います。

 

また、ここで良くある間違いですが、「タイヤ交換」「タイヤの組み換え」は全く別の作業ですので注意しましょう

2つの違い

タイヤ交換
タイヤにホイールが付けられている状態のものを、車両に装着されているものと交替すること

タイヤ組み換え
ホイールに付いているタイヤ自体(ゴムの部分)を交換すること

さた丸
さた丸

響き的には微妙な差に感じますね。笑

 

まとめ

私は、タイヤ交換について自己責任を承知で行っています。(もちろん、細心の注意を払いながらですが。)が、正直なところカーディーラーやタイヤ専門店にてその分の料金を払い、プロの方に交換作業を行ってもらうという選択ことが正解だと思っています。

 

車においては作業におけるコスパや車格、見栄えを気にする前に、安全のための基準を満たしているということが大前提かつ、車に乗る上での絶対条件ですので、その点は本記事の内容に加え、カスタムを楽しむ際にも是非ご考慮いただければと思います。

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