車の乗り換えのタイミングなどに今乗っている車両の売却を考える際、自分の車がいくらくらいで売れるのか気になりますよね。
それによって次に乗る車種も変わってきたりしますね。
一方でその際に心配になるのが個人情報が送信されることによるトラブルや営業の電話．．．。
なので、今回は匿名（個人情報を送信しない）での車の買取額の相場の調べ方について記述していきます。
相場を知る上でのポイント
他の売却方法も参考にする
個人情報なしの匿名で相場を調べられる査定サイト５選
車の買取相場を調べるには、買取事業をやっている大手のサイトを利用するのがおすすめです。
ただし、リアルに近い金額を知るためには個人情報を多く入力しなければならないケースが多いです。
これは、買取金額を知りたい人＝直近で売却の予定がある人 という予想のもと、買取業者側がうちに売ってくださいという営業をかけるためです。
そりゃ買取業者側にメリットがないなら無料で査定なんかしないですよね。笑
ですが、この営業を嫌う人が多いというのもたしか。そこで大手買取業者の中では精度こそそこまで高くはないものの、入力する情報を少なくする代わりに、大まかな相場を表示するというサービスを行っているところがあります。
なので下記では、個人情報を極力入力せずに済むサイトに絞って紹介しています。
ナビクル
様々なメディアやｃｍでもおなじみとなっている大手買取サイトです。
公式HPから買取・下取相場のページへ飛ぶと、過去・現在・未来の買取と下取りの相場および予想推移を表示してくれます。その際に入力するのは「メーカー名」と「車種名」だけ。
たったこれだけなので、非常にお手軽に自分の車の大体の相場を知ることができます。
しかも未来の金額も予想してくれるので、直近で売却するつもりがなくても将来の予定を立てる際の目安になりますね。
その他にも、年式を絞って表示したり、高価買取を狙うためのポイントや売却に最適な時期、査定の申込件数のランキングなども閲覧できるため、計画を具体的に立てていく際の良いツールとなり得ます。
また、各車両ごとの買取金額を付ける際のポイントとなる部分についても解説されており、売却ではなく新たに車購入する際（将来的には売却する予定で）につけるオプション装備などの参考にもなるかと思います。
グーネット買取
こちらは中古車を探す際にも利用されている人も多いグーネットの買取部門内のサービスなります。公式ＨＰ内の「査定買取相場」から上記のナビクル同様に「メーカー名」と「車種名」を選択すれば大まかな買取金額を知ることができます。
こちらは年式を絞って表示するにはメールアドレスや郵便番号なども入力しなければならなりませんが、高く買い取ってもらうためのポイントについてはかなり細かく記載されているように思います。
現オーナー、将来のオーナー予定の人にとっては結構興味を引くかもしれません。
Gulliver（ガリバー）
高額買取につき、買取台数Ｎo.１を謳っているガリバーでは、過去の取引データから買取相場を知ることができます。
より細かく情報を知るには電話番号などを入力する必要がありますが、走行距離が１万キロ単位で表示されていたり、並び替えを行えたりと、簡易で相場を知るには十分な内容となっているかと思います。
さすがＮo.1。買取に本気ですね。
トヨタ 下取りシュミレーション
こちらはトヨタがＨＰ内で行っている下取りのシュミレーションサービスです。
メーカー名（トヨタ車以外も選択可能）と車種に加えて、グレードも選択してからの金額表示となるため、よりリアルに近い金額を出してくれます。
ただし、グレードなどによっては過去履歴がない場合は表示できないこともあるので、その点は注意しましょう。
日産 かんたんクルマ査定
こちらも上記のトヨタ公式ＨP同様の下取りシュミレーションサービスになります。当たり前ですが、もし同じ車種を下取りにトヨタとはまた違った金額が表示されます。
実際に次に乗る車が日産車で、日産へ下取りに出される人は最初からこちらを目安にしておいた方が良さそうですね。
相場を知る上でのポイント
大まかな相場を知る方法を上記で記述しましたが、その際に気を付けておきたいポイントも合わせて紹介します。
中古車の販売価格から予測する方法もある
上記では買い取ってもらう際の直接の予想金額を記述しましたが、この金額は中古車市場にもし同車種がすでに出回っている場合は、その販売価格から逆算して割り出すこともできるかもしれません。
買取った業者から販売店を経由して次のオーナーに渡るまでには、大体買い取った金額に２０％ほどの利益が乗せられるといわれています。（企業によるところもあるので、あくまで参考値程度にお考え下さい。）その場合の計算は以下の通りとなります。
２００万円 × ０．８ ＝ 160万円 で買取られている
実際、わざわざ買取価格を表示するのは、うちはこんなに高く買いますよ！という広告も兼ねてるので、もしかするとこの利益率で計算する方がリアルに近いかもしれません。
業者側も事業継続のためにそれだけ必死なのです。
あくまで相場であり、過度に信用しない
これは意外と意識しておいた方が良いかもしれません。
実際の交渉の場につく前に、大体の相場を調べてから望む人が多いかと思いますが、ネットなどで知った相場よりもお店で提示された金額が低かった場合は少し不服になってしまいがちですよね。
ですが、ネットで知った金額は上記の通りその中のいくらかは広告のため（社名やサービスを世に広めるため）に少し多く記載されていたりする場合もあります。
なので、「〇〇では△△円で提示してるからきっとそれぐらいで売れる。」などと過度に期待し過ぎるのは控えましょう。
ただし、あまりにも乖離がひどい時は実際に他で見た金額を言ってみるのは良いと思います。
本気で高価買取を狙うのであれば、高く買い取ってくれるところをとことん探しましょう！
他の売却方法も参考にする
買取額の相場が変われば後は売るだけですが、買取以外の選択もあることを忘れずにおきましょう。
他の売却方法について
売却方法としては、基本的には以下の４パターンのどれかになるかと思います。
買取業者へ買取に出す
オークションに出品する
知人へ売る
この中で、知人へ売るのは少し難易度が高いかもしれませんのでお勧めはしません。
手続きの不備や、車両のトラブルなど、迷惑を掛け合わないためという意味では避けた方が良いかもしれません．．．。
この点については以下の記事でも紹介しています。
おすすめはオークション代行
この中で一番高価買取が狙えるとすると、不特定多数の業者に対して競売をかけられるオークションになるかと思います。
ただし、素人ではまず参加資格が得られない点と、手続き関係に慣れていた方が良い点を踏まえると、オークション代行での出品がおすすめです。
オークションと現オーナーの間に仲介者として専門の業者が入ってくれるため、難儀をせずに済む上に、上記の通り高価買取を得られる可能性もあります。
詳しくは以下の記事でまとめています。
まとめ
買取の相場は個人情報さえ入力すれば割と簡単に調べることができます。
ただし、その後はもしかしたら営業の電話に対応することになってしまうかもしれません．．．。
なので、匿名で大体の相場を知る方法を紹介してきましたが、あくまで「おおよその」ですので、その金額で次の車両の計画を細かく立てるのはやめましょう。
相場より実際の方が全然高かった！ってことがよくあるなら別なんですがね。笑
あくまで参考として心に留めておき、計画は実際に現物を見て査定してもらった金額で立てていくことをおすすめします。
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