今や自分で施工するタイプのコーティング剤がかなり種類が多く、何を選んで良いのか判断に困る人も多いはず。
ですが残念なことに、種類が多くなっていることを良いことに質の低い(=期待するような効果は到底得られなさそう)商品の噂もちらほらと耳にします。

ユーザーとメーカー側とでの期待する点について大きな食い違いがあった...ってレベルじゃないものもありますよね…。
今回は大手通販サイトで高評価レビューが多く、私も愛用させていただいているOHAJIKI(おはじき)というコーティング剤について記述していきます。
OHAJIKI COAT Gの利点
使用者の口コミ
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
OHAJIKI COAT Gは高濃度のガラス系コーティング剤
OHAJIKIはDIYコーティングの主流となりつつあるガラス系コーティングの1種です。「ガラス系」を謳っている商品は数多くありますが、その中でもOHAJIKIは特におすすめできる魅力を持っています。
ガラス系コーティング剤って?
ガラス系コーティング剤とは、簡単に言うと成分内にガラスの組成となる二酸化ケイ素(シロキサン)を含むようなコーティング剤の総称です。
ガラスコーティングとの違いは、主成分の二酸化ケイ素に界面活性剤等を加えることで水溶性の性質を持たせていることです。

このことによってコーティング後に形成される被膜が硬化しきらないため、手軽に施工できるのがメリットですね。
また、ガラスコーティングについては下記の記事でも紹介しています。
ただ、この「ガラス系」と呼ばれるコーティング剤がその定義の幅が広いため成分比率・含有物のバランスが商品によってまちまちであり、ものによっては思っていたような効果・持続性を得られないようなものがあります。
だから逆に言えば、そのバランスを適当に(=研究費用を安くあげる)しようと思えばできるということになります。

だからものによってはいろいろ「薄い」という商品があるということですね。
もちろん適切な効果や施工性を売りにしたガラス系コーティングを謳うのであれば、ただ組成である二酸化ケイ素を多く含めば良いという訳ではありません。
OHAJIKIというブランド
本記事で紹介しているOHAJIKIは、㈱トーレストジャパンによって運営されている洗車ブランドになります。
こちらでの製品開発には日々実際に車に触れている整備士が多く携わっており、お客さんの車両状態から見えるコーティングの最適解についての研究がなされています。

つまりこのブランドは「コーティングの実際の問題となる点」について集中的に考えられているということですね。
ただし、当然商売ですので赤字になってしまえば良いものを世へリリースどころか、事業の継続自体ができなくなってしまいます。でも良いものでなければ売れることはない。
そのため、商品の性能には関係のないコストである 広告料・パッケージ料・流通料を大きくカットした上で商品を開発、販売しているブランドであること強く謳っています。

良いものを作るための方にコストを全振りしている点は、購入者側からすると嬉しい限りです。
COAT Gはプロ用高濃度ガラス系コーティング剤
本記事で紹介している「COAT G」は、上記のOHAJIKIというブランドが販売しているコーティング剤の一種です。
COAT Gは主成分である二酸化ケイ素(シロキサン)に加えて、撥水・耐熱・耐候・絶縁性の性質を持つシリコーンレジンとフッ素樹脂が高濃度で配合されています。
このため、コーティングに求められる撥水や防汚、屋外使用における耐久性に対し高い効果を発揮します。

これがこのコーティング剤の大きな特徴ですね。
また、プロ用という表現から取り扱いが難しいイメージも連想されますが、どちらかというとガラス系コーティングに求められる効果に対して、成分が十分に足りているという意味が大きいかと思われます。
加えて、プロ用というだけありブランドとしてコーティングにおける「下地作り」の重要性を強く謳っています。
メーカーとして本音を言えば、「簡単施工可!」「メンテナンス不要!」などと謳えば販促もしやすいところ、しっかりと「それでは100%のパフォーマンスは発揮できません。」と案内しているところが気持ち良いですね。

特に安価でコーティング施工を行っているショップでは、下地作りの「磨き」の工程をしていなかったりすることもありますね。
OHAJIKI COAT Gの利点
COAT Gを使用するにあたり、他の類似商品と比較したときのメリットは以下の通りです。
洗車用品が運営するブランドであり、高レビューが多い
これは商品の性能を見定めることにおいて重要な部分になります。
もし販売元が様々な自動車用品を展開している場合はそれだけ多くの情報を収集し、商品へ還元できるメリットもありますが、売上がいまいちの商品を持ってしまった場合は他の商品の売上で稼ぎ、損をできるだけ少ない状態に持っていかなければ事業を継続できません。
そして一般的にはどの商品がどれだけ売り上げが伸びるかは実際に販売してみないことにははっきりとはわかりません。

だからこそ体力(資金)のある会社は多くのジャンルへ手広く手を出し、伸びるジャンルを選定できるので価格競争以外の面でも有利なんですよね。
ですが、どれが当たるかわからない状態で多くのジャンルに手を出すということは、1ジャンルあたりにかけるコストや研究期間を縮小せざるを得ません。
その一方で、専用品を販売しているメーカーやブランドの場合は、その点に特化(=より多くの資金や時間を投入している)して商品を開発・製造しているため、出来上がる製品がハズレとなる可能性は必然的に少なくなります。
ただし、それは販促を行う上での方便としても使用できてしまうので、もう一つの信用の指標となるのが口コミ・レビューですね。
OHAJIKI COAT Gを使用している人のレビューは高評価のものが多く、少なくとも価格に対する商品のパフォーマンスには多くの人が納得している様子が伺えます。

現在に生きる人々にとってレビュー無しの商品を購入するのは結構勇気が要りますよね...。
施工後の高いヌルテカ感が効果を期待させる
COAT Gは上記で述べた通り撥水等のための成分が高濃度で配合されています。そのため、使い方によってはムラとなってしまう可能性もありますが、それだけヌルテカになりやすく、施工後の効果をより期待できることにも繋がります。
逆に製造側としてムラの発生回避を一番に考えるのであれば、有効成分を薄くして販売してしまえば良いだけのことですので、この特色はメーカー側の企業努力の賜物として受け取るべきかと思います。

私の場合、実際の保護効果は被膜厚を計測したわけではないので定かではありませんが、ヌルテカ感は雨が降らなければ2週間程度、撥水効果は1か月以上は続いている印象です。
また、ドライ(洗車後、水分のふき取りを終えて乾いている状態)・ウェット(洗車後のふき取りを終えていない状態)どちらも施工可なので、ムラをできるだけ少なくしたい場合はウェット施工をおすすめします。
サイズや付属のタオル等パッケージ内容が良い
自宅に洗車を行うスペース・設備がない場合、洗車場へ赴く必要があります。
どの設備を使って洗車を行うか(洗車機に入れるのか、高圧洗浄機で汚れを飛ばすのか)によって必要な用具は異なりますが、物を運ぶ以上はそれぞれはできるだけ小さく、コンパクトであるに越したことはありませんよね。
COAT Gは使い切りやすいコンパクトなサイズですので、その点持ち運びに困ることはあまりないかと思います。
そして高濃度のため容器は小さいのに実際の必要量は少ないところがコスパの良さを感じます。
加えて、施工・拭き上げ用に2枚付属しているマイクロファイバータオルの使用感もよく、洗車やDIY施工を行うユーザーの視点に立ってパッケージされていることがよく分かります。

特にふき取りの際は塗面を傷つけないためにできるだけ新しいタオルを使いたいですよね。
使用者の口コミ
使用感は人それぞれなので、実際のユーザーは以下のような反応です。
小傷が多くなってきたのでポリッシャーかけて、OHAJIKI COAT G塗ったらヌルヌルになりました。 pic.twitter.com/DbBcfHquxE
— ta6SLTD (@ta6_sltd) April 9, 2022
OHAJIKI
COAT Gいい感じ!✨ pic.twitter.com/d8sRNbSRNj— 噂のカイティー【ジャンボリミッキー】 (@KaitoWorks) October 10, 2021
いい感じの天気なので、洗車しました✨#CBR250RR#OHAJIKI#COAT_G pic.twitter.com/ujFzSahXny
— oyafs沖縄GROM&CBR250RR (@oyafuso111) April 10, 2022
Ohajiki COAT G
ボクにとっては最強の簡易ガラスコートかもしれない…。
2500円でかなりの回数こなせてここまでツヤと撥水が出るのはイイ!
ホイールにも施工できるもので効果はなかなか pic.twitter.com/2DfS6EPqbF— イワトビ. (@rockhoppy) October 17, 2022
OHAJIKI COAT Gを施工してみた。
長文レビューを下書きしたけどたいして面白く無いから捨てる。
個人的感想まとめ。乾式施工はムラになりやすくて面倒。艶は凄く出る。キズを目立ちにくくする効果はまったくない。結論、効果の割に値段が高いので人には薦めない。店頭で2千円ならありかな?— 社 (@ya_shi_ro) October 2, 2021
口コミを探してみると良い評価の口コミに対し、いまいちであると評価している人がかなり少ない印象です。

もちろん良い口コミのみを過信すべきではありませんが、高評価の数としてみる分には良いと感じている人が多いようですね。
まとめ
OHAJIKI COAT Gは個人的にはコスパ・使用感もよく、継続して使っていくものとしてはおすすめです。
そして本記事の商品に関わらず、より高いコーティング効果を得るためにはやはり「下地作り」の徹底が重要です。
以下の記事で紹介していますので、良ければそちらも参考にしてみてください。
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