【勘違いを防ごう】駐車場の「最大料金」という表記と注意すべきポイント 

スポンサーリンク
【勘違いしやすい】 駐車場の「最大料金」 という表記と 注意すべきポイントお金
スポンサーリンク

有料のコインパーキングを利用する際など、駐車する時間がある程度長くなりそうな場合、その利用料金の「最大料金」に注目しますよね。

 

最大料金が予め分かっていれば、時間に追われることなく必要な用事を足せるので安心できます。

 

ですが、「料金なんてどこも大体同じだろう。」なんて思い込みをしたままいざ有料駐車場を利用してしまうと、予想外の高額な出費を強いられてしまうことがあります...。

 

また、初めて利用する駐車場だと料金に関する看板を見ても、自分が予想している最大の適用範囲が合っているのか不安になることもありますよね。

さた丸
さた丸

正直分かり辛い看板、ありますよね。

 

なので今回は、有料駐車場にある「最大料金」という表記と、無駄な損をしないために注目すべきポイントについて記述していきます。

本記事の内容 有料駐車場の最大料金の考え方
 パターン別「最大料金」表記の意味の違い
 失敗してしまった例
スポンサーリンク

有料駐車場の「最大料金」の考え方

最大料金の範囲は各駐車場でかなり異なる

有料駐車場は当たり前ですが人気エリアとそうでない場所は料金にはっきりとした差があり、それに伴って最大料金も異なります。

 

そして「最大」の範囲の区切り時間は駐車開始から24時間のところもあれば、4時間程度のところもあったり、駐車場に設置されている看板の内容をよく確認しておかないと料金精算時に思わぬ出費に繋がりかねません。

さた丸
さた丸

私のような地方に住んでいる人からすると、東京の銀座などの駐車料金にはやっぱりかなりビックリします...。

 

最大料金が繰り返し適用されないところもある

駐車場によっては駐車の最大料金が繰り返し適用になるところがあります。

【 繰り返し最大料金が適応される場合の料金例 】

・8~20時までは 60分 ¥400

・20~8時までは 30分 ¥300

・最大料金は曜日に関わらず24時間¥2,000

・最大料金は24時間ごとに繰り返し適応される

・5月1日の15時からこの駐車場に駐車し始めた

 

◆ 4時間後(5/1の19時)→ ¥1,600

◆ 6時間後(5/1の21時)→ ¥2,000

◆ 23時間後(5/2の14時)→ ¥2,000

◆ 25時間後(5/2の16時)→ ¥2,400

◆ 29時間後(5/2の20時)→ ¥4,000

◆ 30時間後(5/2の21時)→¥4,000

 

→ 29時間以降から2回目の最大料金は適応されている

 

最大料金が繰り返し適用になる駐車場を選べば、日を跨ぐほどの長時間の駐車でも安心です。

 

ただし、必ずしも全ての駐車場が最大料金を設定しているとは限らず、料金が時間経過とともに上がり続ける料金設定の場所もあります。

 

また、多くの駐車場は最大利用時間を48時間に設定しているため、上記例のような場合は、実質1回だけ最大料金が繰り返し適用になります。

さた丸
さた丸

運営側からすると、長期間駐車している車両の撤去にはかなり面倒な手間がかかるため、最大利用時間を設定しているというところが多いようです。

 

曜日によって最大料金が異なる場合は注意

多くの場所では休日や祝日の前日は人の通りが多くなる傾向があります。

なので駐車場も、人が混みやすい=駐車場を利用したい人数が多い日とそうでない日では料金設定が異なっている場合も多いです。

 

その際に注意したいのが日をまたぐ、あるいは曜日ごとに設定された最大料金範囲をまたぐ場合です。

【 料金設定範囲をまたぐ場合の料金例 】

・8~20時までは 60分 ¥400

・20~8時までは 30分 ¥300

・月~土曜日の24時間最大料金は¥2,000

・日、祝日の24時間最大料金は¥1,500

・5月1日(日)の15時からこの駐車場に駐車し始めた

・最大料金は出庫基準で計算される

 

◆ 4時間後(5/1(日)の19時)→ ¥1,500

◆ 7時間後(5/2(月)の1時)→ ¥2,100

◆ 9時間後(5/2(月)の3時)→ ¥3,300

◆ 11時間後(5/2(月)の5時)→ ¥4,500

 

→ 出庫したのが月曜日だと、前日(日曜日)が24時時点で

 最大料金が終了し、それ以降は月曜日の最大料金が適用される

 

このように24時間の最大料金を謳っていても、日をまたぐことで最大料金設定が変わり(終了し)、それ以降に発生する金額と合算される場合もあります。

さた丸
さた丸

全てではありませんが、料金設定が変わる曜日をまたぐ駐車の際は看板等に記載されている規定をよく確認しましょう。

 

同じ駐車場内でも料金が異なる場合もある

同じ駐車場内でも「1番~5番の場所は24時間最大料金1,000円、6~10番は1,500円」などと、駐車する位置によって料金体制が異なっている場合もあります。

 

また、最大料金が設定されていればまだ良い方で、「〇〇番以降の位置は最大料金設定なし」などといった規定を設けている場所もあります。

さた丸
さた丸

そういう場所は駐車場の出入り口にゲートはなく、精算前までロック板によって出庫できなくなっていたり、センサーによる駐車状況管理がされているようなところが多いですね。

 

パターン別「最大料金」表記の意味の違い

最大料金の表記の違い

入庫後、〇〇時間 最大〇〇円

この表記の他に曜日等の指定の記載がなかった場合、シンプルに「入庫してから〇〇時間経過するまでは上限で〇〇円しかかからない」という意味になります。

 

例えば、基本料金が60分500円の駐車場で、入庫後12時間までは最大2,000円とだけ記載されていた場合、4時間以上駐車しても12時間以内なら2,000円しかかかりません。

さた丸
さた丸

分かりやすくてありがたいですが、なかなかこんなシンプルなプランの駐車場は見あたらないかもしれません。

 

〇曜日~〇曜日 最大〇〇円

上記でも例として挙げましたが、曜日ごとに別の最大料金が設定されているパターンです。

このパターンで最大料金の異なる曜日またぐような駐車を行う場合、最大料金の適用が出庫した時点の曜日なのか、入庫した時点の曜日なのかを把握しておく必要があります。

さた丸
さた丸

またいでしまうと入庫した時点の曜日の最大料金+出庫した曜日の料金(最大料金含め)が合算されてしまう可能性もあります。

 

一回限り 最大〇〇円

これは最大料金の適用が駐車時間中一回だけ適用されるというケースです。

 

例えば、基本料金が60分500円の駐車場で、入庫後12時間は最大料金が2,000円の場合、入庫してから4時間以上12時間以内は2,000円です。

12時間以降は基本料金通り60分毎に500円が加算されていくので、仮に入庫してから20時間後に出庫した場合、12時間分の2,000円+500円×8時間=6,000円となります。

さた丸
さた丸

精算時に金額メーターに6,000円が表示されたら顔真っ青になりますね…。

 

〇番~〇番 最大〇〇円

同じ駐車場内でも駐車位置ごとに金額が区分けされていることもあります。

看板の一番大きい文字だけに注目して駐車してしまうと、出庫時に料金の認識違いによって大きな出費を余儀なくされてしまうことがあるので、規定はよく確認するようにしましょう。

人気エリアで人気も多い時間帯なのに、不自然に何か所か空いている駐車場があれば、このパターンを疑いましょう。

 

最大〇〇円 のみしか記載がない

料金表示がすべての駐車場で丁寧に表記されているとは限りません。基本料金と最大料金のみの表示(よく見れば小さい字で書かれていることがほとんどですが)の場合、何時間の最大なのか、何曜日の最大なのかが分かりません。

短時間だけ駐車するならまだしも、長時間駐車をする予定の場合はこのパターンの駐車場は避けた方が無難です。

さた丸
さた丸

私は一か八かチャレンジすることも多いです。笑

 

最大料金の設定がない

そもそも最大料金の設定は、駐車料金を抑え、多くの人に利用してもらうためのサービスです。

ですが、常に誰かしら利用していたりする駅近などの人気エリア場合は、運営側としてはわざわざ最大料金を設定する必要のないところもあります。

どの駐車場にも最大料金があると勘違いしてこのような駐車場に長時間停めていると、とんでもない金額が請求されてしまうので要注意です。

さた丸
さた丸

人気エリアなら最大料金設定なしで、なおかつ基本料金も割高の場合も多いですね。

 

失敗してしまった例

失敗してしまった

最大料金の確認不足、または勘違いによって損をしてしまうことは多くのドライバーが経験しているかと思います。

そんな駐車場の最大料金にまつわる口コミを集めてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さた丸
さた丸

探せばまだまだ出てきそうなので、旅行や遠出の際は行先付近の駐車場についてSNS等を使って注意点を確認しておくのも良いですね。

 

また、旅行に行く際、事前に宿泊先を検索し予約しておくように、駐車場についても「特P」を使えば事前に駐車場情報を確認・予約ができます。

下記の記事でまとめています。

まとめ

まとめ

料金体制を勘違いしてしまい高額な駐車料金を支払うとなると、せっかく楽しかったドライブや宿泊の雰囲気が台無しになってしまうこともあり得ます。

 

そんな無駄な出費をしないためにも、駐車前に一度冷静に表記を正確に読み、その駐車場の料金体制が自分の予定に本当に合っているか確認しましょう。

さた丸
さた丸

ぜひ入庫時に駐車料金についてよく確認するクセをつけましょう。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました