【仕上がりが違う】車のコーティングの下地処理の重要性とその作業内容

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コーティング 下地処理 作業内容メンテナンス
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コーティング施工において、「下地処理」はかなり重要な作業になります。

 

ですが、自分で行う場合はついその部分をおろそかにしてしまう人も多く、のちのちトラブルや不満な点が出てきてしまうことが多々あります。

 

今回は、そんなコーティングの下地処理の重要性やその作業内容について記述していきます。

 

本記事の内容 コーティングの際の下地処理の重要性
 下地処理の作業内容
 時間を有効に使うために

 

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 コーティングの際の下地処理の重要性

重要性

塗装やコーティング作業における下地処理は非常に重要な処理ですが、そもそもなぜそういった作業が必要になるのでしょうか。

 

ムラを防ぐため

コーティングを行う際には、まずボディをキレイに洗車する必要があります。

 

それは、ボディ上の汚れを除去することによってコーティングの吸着力を上げるためです。

 

仮に汚れがついたままコーティングを行った場合、コーティング剤が付きやすい箇所とそうではない箇所ができてしまい、結果としてその差がムラとして表れてしまいます。

 

さた丸
さた丸

油分も多くついたままだと、その部分も結構はっきり見えてしまうようになるかもしれません。

 

耐久性を上げる

耐久性

上記の通り、ボディがキレイな状態であったり、ボディが平らであればあるほど、コーティングの吸着力が上がります。

 

吸着率が良くなる=剥がれにくくなるということになりますので、コーティングの効果をより永く得られていられることになります。

 

コーティングはお店等に依頼するにせよ、自分で施工するせよ、少なからず時間と費用を使わなければなりませんので、どうせならその効果は永く続くに越したことはありません。

 

また、比較的その効果が短い簡易コーティングタイプの場合、その効果を得られる期間は特に短くなってしまいますので、効果を感じにくくなり、結局ボディのメンテナンス自体がおろそかになってしまうことにも繋がりかねません。

 

作業効率を上げる

下地処理がおろそかになっている状態だと、コーティング剤の伸びが悪くなってしまったり、ボディに付着している汚れごと伸ばしてしまうことで都度清拭の手間が増えてしまうこともあります。

 

逆にボディがキレイな状態であればそういった無駄な手間が発生するを可能性を極力低くすることができます。

 

下地処理中は、中腰など作業者の体勢がきつい状態になることもありますので、効率良く作業が進めるためにも、下地処理はしっかりと行った方が良いです。

 

 下地処理の作業内容

下地処理

ここまで下地処理とひとくくりにしてきましたが、実際には複数の作業が発生します。

ボディ(塗装面)へコーティングを行う際に行う下地処理は、主だっては以下のような作業になります。

 

 下地処理例  洗車
 鉄粉・サビ取り
 コンパウンド掛け
 油分除去

一つずつ見ていきます。

 

洗車

まずは洗車ボディに付着した汚れの除去を行います。

 

汚れが付着している状態でコーティングが掛かってしまうと、その汚れを除去するにはコーティングごと落とさなければならないような状況になりかねません。

さた丸
さた丸

そもそもコーティングの吸着力も低下するので、落とすことは可能かもしれませんが、どのみち無駄な時間が発生してしまいます...。

 

せっかくボディをよりキレイに見せるための作業ですので、泡立てた洗剤を使って通常より丁寧かつ細かく洗っていきましょう。

 

鉄粉・サビ除去

通常の洗車では落ちない鉄粉もこのタイミングで除去していきます。

 

鉄粉・サビの除去は粘土や、ボディカラーに合わせた専用液体クリーナーによって除去していきます。

 

 

また、サビの範囲が広かったり、破損が発生してしまっている場合はその修繕や再塗装を先に行ってから作業を行いましょう。

 

コンパウンド掛け

コンパウンドがけ

車のボディは車両の使用によって、微妙に凹凸が発生していきます。

 

この凹凸の発生は仕方がないものですが、コーティングにおいてはやはり平坦な方が吸着力や耐久性が良くなります。

 

極細目(4~6ミクロンほど)のコンパウンドによって研磨することによって、凹凸を無くし、超極細目(2ミクロン以下)によってボディに輝きを持たせてからコーティングを施工すれば、より仕上がりが美しくなります。

 

また、コンパウンドには水溶性油溶性液状タイプリキッドタイプ等複数種類があります。

 コンパウンドのタイプ別特徴 ・水溶性

→ 研磨力は強く、比較的伸びは悪い

 

・油溶性

→ 研磨力は比較的弱く、伸びは良い

 

・液状タイプ

→ 伸びが良く、平らな箇所の施工に向いている

 

・リキッドタイプ

→ 比較的伸びにくいが、側面等の施工に向いている

 

施工する人のスキルや、時間的な制約と照らし合わせ、向いているものを選ぶようにしましょう。

さた丸
さた丸

伸びの問題もありますが、一般の人が個人で使うには水溶性のリキッドタイプが使いやすいように感じます。

 

油分除去

コンパウンドで研磨した後は、少なからず油分が付着している場合があります。

 

油分の有無、はコーティングの持ちや仕上がりにも関係してきますので、シリコンオフによって除去してから施工することをお勧めします。

 

さた丸
さた丸

この問題もあるので、コンパウンドは油溶性のものは使わないという人も多いですね。

 

時間を有効に使うために

時間を有効に使う

上記の作業は、慣れてないと多く時間が掛かったり失敗(作業途中でボディを傷つけてしまう等)してしまう可能性も否めません。

 

心配な方は、時間を有効に使うためにプロの業者へ依頼するのも良い手だと思います。

 

ただし、費用面を考慮してコーティングは自分でやりたいという方は、上記は可能な範囲でしっかり行うものとして、せっかくならガラスコーティングを施工することおすすめします。

 

まとめ

まとめ

上記でも触れている通り、せっかく時間と費用を使って行うことですので、できるだけ無駄を省き、その効果を十分に得られるよう、できる範囲で下地処理はしっかりと行いましょう。

さた丸
さた丸

効果が良く分からないのでもう一回施工するとなると、結構面倒ですので...笑。

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