【傷だらけでも大丈夫 】車の買取ってもらうために気を付けるポイント

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車を買い替える際、今乗っている車がもし傷だらけだったら買取や下取りをしてもらえるか少し不安になりますよね。

本記事ではそんな疑問にお答えします。

本記事の内容 車は傷だらけでも買取ってもらえる?
傷と買取価格の関係性 
普段におけるメンテナンスの重要性

 

また、より高価買取を狙うのであればオークション代行サービスを使った売却方法もおすすめです。以下の記事で詳しくまとめています。

 

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車は傷だらけでも買取ってもらえる?

傷だらけ

答えは、ほぼYES

これは買取を行う業者にもよりますが、例えば大きめの傷が入っているという理由によって買取不可となるケースはかなり稀と言えます。

その理由は、以下の通り。

 買取を行ってくれる理由  塗装上にある傷は基本的に治すことができるから
塗装にかかる費用は技術料が大半を占めるから
新興国では傷を治さずとも売れることも多いから

それぞれについて記述していきます。

 

塗装上にある傷は基本的に治すことができるから

車はボディの下地となる鉄板の上に幾重にも塗料が重ねて塗ってあります。重ねて塗ることによって雨風によるサビなどの下地へのダメージを防いだり、見た目をキレイに保ったりするためです。

なので、少しのダメージであれば下地までは届かず、ダメージは塗装面に留まります。塗装は元々液体(塗料)ですので、傷の上からまた同じ塗料を重ねていけば傷が見えない状態に修復できます。

さた丸
さた丸

と、理屈を口で言うのは簡単ですが、実際塗装という作業ははものすごく大変な作業です…(後述)

 

塗装にかかる費用は技術料が大半を占めるから

上記の理由では、「なら、傷の修復に必要なのは塗料だけなのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、実際はただ塗料を重ね塗りするだけではなく、作業を行う面をキレイに均しながら塗料が付きやすいよう加工した上、他の塗装をしない部位を同じ色になるように調整しながら塗料を重ねて塗っていくという作業が必要になります。

この色を合わせるという作業がひどく大変なもので、車は日々紫外線等の影響を受けて変化しているので、新品の塗料の色と実際の車両の表面の色は異なっています。

なので、塗装には熟練の技術が必要不可欠となり、作業を行う人の人工代(作業代)が多くかかることとになります。

ここの作業を自社で賄うことができれば修復にかかるコストを抑えることができるため、「傷があること」は買い取る側にとってのデメリットになりにくいのです。

 

新興国では傷を治さずとも売れることも多いから

良く海外でも日本車は人気などというニュースを耳にしたりする人もいると思います。

実際に本社の性能は世界でもトップレベルで、特に壊れにくく丈夫であることで有名です。

さた丸
さた丸

日本ではあまり人気のない車種でも、海外では良い評価を受けているものも多いです。

加えて、日本では事故などによって車両を修復した場合、それが「修復歴」として残ります。(修理の度合いによる)

ですが、国によっては「車は外を走るんだから傷があって当たり前でしょ。」という考えが根付いていたり、そもそも「修復歴」という概念自体が無い国も多くあります。

でうので、日本人が気にするような傷は、次のユーザーにとってはあってないようなものとみなされる可能性すらあるのです。

 

傷と買取価格の関係性

買取金額

多少なりとも傷は買取価格に関係する

上記で傷があったとしても、買取自体は出来るケースが多いことを記述しました。しかし、やはり傷は無い方がより高値で買取ってもらえる可能性が高いです。

傷の部分を触った時、爪すら引っかからないような小傷であればほとんど買取価格は変わらないですが、爪にかかるほどの深さで、尚且つ傷の範囲はA4(210mm×297mm)以上だと、5万円~10万円ほど買取価格が低くなるケースもあります。

※これは各車両に使われている塗料の質や塗装方法によって手間のかかり方がまちまちなため、一概には言えません。

 

修復歴や走行距離の方がより深く買取価格に関係する

傷であれば塗面への処置によって元通りに近い形で治すことが出来ますが、車両の骨格部分はそうはいかないことも多々あります。

車を衝突させてしまった場合、そのダメージは直接当たった部分に留まらず、他の部位へも影響を及ぼす可能性があるため、修復にはより多くのコストや手間がかかります。

その可能性を示唆したものが車両の「修復歴」です。

修復歴のある車両は、買取の際はやはりそれがない車両よりも安値が付けられてしまう可能性が高くなります。

また、車は走行することで様々なパーツが摩耗・消費されていきます。なので、「走行距離」も車の劣化具合を示す大きなポイントとなり得ます。

さた丸
さた丸

海外であれば、日本で20万キロ以上走った車でも全然元気に走っていることもあるようですが。笑

ですので、買取価格面については、傷よりも「修復歴」「走行距離」の方がよりはっきりとした目安になりますね。

 

普段におけるメンテナンスの重要性

メンテナンス

上記の通り、多少の傷は買取の可否自体にはあまり響くことはありませんが、定期的にメンテナンスを行ているか否かによって買取の金額に変動が起こることもあります。

また、買取をしてもらうかどうかに関係せずとも、以下のようなメリットを得ることもできます。

 

車の異変やダメージに気付くことがある

車は基本、屋外にあるものなので意識的によく見ないと、意外に外装にできた傷に気付けないことが多々あります。

少しの擦り傷程度であればまだ良いですが、深く入った傷は放置しているとその傷口から内部へサビの浸食を進めてしまうこともあります。

サビについては以下の記事でも紹介しています。

 

また、塗料の保護・艶出しのために塗面の一番外側を覆っているクリア層は経年劣化によって一部が剥がれてしまうと、それを皮切りに剥がれが広まってしまう場合があります。

 

傷は車を間近で見る洗車の際に気付くことが多いです。査定金額にも響く可能性もありますので、塗面の保護や、見た目をキレイに保つためにも定期的に行うようにしましょう。

さた丸
さた丸

せっかくキレイにしたのに傷に気付いてしまうのではショックかもしれませんが…。笑

 

トラブルについての対応力がつく

車の安全性が上がってきているとはいえ、「物」に変わりはありませんので使っていれば必ず劣化してきますし、傷の発生やエンジンの不調、異音など様々なトラブルが発生します。

車に全く知識のない人からすれば、それらは恐怖でしかないかもしれませんが、洗車や使用するオイルの交換などのメンテナンスを行っていれば、そもそもトラブル回避に繋がることもあります。

加えて、もし車が不調の場合でも普段から劣化についての情報を収集していれば、大方の対処法の予測がついたりすることで、次の行動の一歩が踏み出しやすくなります。

さた丸
さた丸

車を日常的に使う人からすれば、その時々のスケジュールにも大きく影響を及ぼすこともありますので、どういった処置が必要になるか事前に予想がついていた方がよいですよね。

 

車を大事にするようになる

これは実際に車が故障したりしたことのある人はよくあてはまると思います。

車が急に故障した場合、まず症状の改善のために車屋さんへ修理を依頼したり、それに伴って代車を手配したり、中には保険屋さんへ相談することもあるでしょう。

そして、その修理代が想像以上に高く、泣く泣く大きな出費を強いられたり…。

さた丸
さた丸

年式の古い中古車ではあるあるかもしれませんね。

こうした事態を避けるためにも、定期的なメンテナンスは車の正常に保ちやすくし、その結果として不要な手間と出費を出さずに済むことにも繋がります。

加えて、車を買取に出す予定がある=資産の一部としても所持している人からすれば、車の劣化はその価値の減少に直結します。

そのため、価値を不用意に下げないために車をより丁寧に扱うようになります。

 

結論:傷があっても買取は可能な場合が多い

チエック

もちろん、買取の際にダメージは少ない方がより良い結果に繋がります。

そして価値の減少もそうですが、何より安全な走行のためにもメンテナンスを通じて車両全体として異変が生じていないか日常的にチェックしましょう。

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