【ついついやりがち】車のタイヤがパンクする可能性を上げるNG行為

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【ついついやりがち】車のタイヤがパンクする可能性を上げるNG行為情報
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車のタイヤは非常に丈夫で、悪路等を走り続けでもしない限り状態によっては数年履き続けることもできます。

 

ですが、タイヤはゴムで形成され、中に空気が入って張力が働いている以上は色々な要因によってパンクしてしまう可能性をはらんでいます。

さた丸
さた丸

タイヤも安くないし、大切にしてできれば永く使いたいですよね。

 

なので本記事では、タイヤがパンクしてしまう可能性を上げるNG行為や、パンクさせないための予防策等について記述していきます。

本記事の内容 車のタイヤがパンクする可能性を上げるNG行為
 パンクした場合の対処法
 パンクを予防するために
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車のタイヤがパンクする可能性を上げるNG行為

タイヤをパンクさせる可能性を上げるNG行為

長い期間同じタイヤを使用している

タイヤは走行することによって路面との摩擦により表面からすり減っていきます。

そのことと比例してタイヤの性能もだんだんと低下していくため、道路交通法によりスリップサインまですり減ったタイヤは使用してはいけない決まりになっています。

さた丸
さた丸

もし使用していた場合は道路交通法違反により2点の違反点数加算+罰金となってしまいます。

 

スリップサイン等については下記の記事でも紹介しています。

 

このスリップサインは大体が使用期間が長くなることによって発現することが多いです。

ただし、長期間の使用による悪影響は他にもあり、それがゴムの硬化です。

タイヤはゴムによって形成されていますが、それはゴムのもつ柔軟性によって路面からの衝撃を吸収したり、多少変形することによってブレーキ時等に路面との接地面を増やしてより多くの摩擦を適切に受けるためです。

 

ですが、この柔軟性はゴムの内部に含まれている油分によってキープされています。

そしてこの油分は紫外線や湿度等の外的要因によって徐々に外部へ漏れ出していってしまうため、長い期間使用するとゴムの柔らかさが失われていき、だんだんと硬化していってしまいます。

 

そうするとスリップサイン同様にタイヤ本来の性能を果たし辛くなり、外部からの衝撃への耐性が弱まることでパンクのリスクが上がってしまうことになります。

 

その場でタイヤの向きを旋回させる

タイヤが路面から受ける衝撃は、タイヤ(シャフト)が回転することによって分散され、圧力が一点に集中しないようになっています。

 

ですが、タイヤ(シャフト)が回転していない状態でタイヤの向きを旋回させてしまうとそういった圧力分散が適切にされず、路面状態によってはタイヤの一部に圧力が集中してしまう場合があります。

 

通常、正常な状態のタイヤ+フラットなアスファルトやコンクリートの組み合わせであれば問題ないことも多いですが、状態が悪化しているタイヤを大きな石等が多い場所で同様の動き方をしてしまうと、上記の理由からパンクの可能性があがってしまうことになり得ます。

さた丸
さた丸

止まった状態でハンドルを回すこと(据え切り)は、ステアリングシャフトやステアリングラックへも大きな負荷をかけることになるので、普通にやめた方がいいです...。

 

急なブレーキを多用する

上記でタイヤの働き方について紹介した通り、タイヤは変形することによって摩擦を受けやすくして安全にブレーキ操作を行うことができます。

 

ですが、急ブレーキをかけてしまえば慣性の法則によって言わずもがなより多くの負荷がタイヤにのしかかります。

 

タイヤも物体である以上は当然性能の低下も現れてきますし、物体としての強度にもいずれは限界を迎えます。

 

そして急ブレーキはその進度を早めてしまうことになり、タイヤがダメになりやすくなることに繋がります。

さた丸
さた丸

ドリフトなんてもっての他ですね。(そもそも一般道路では故意には絶対やってはダメ。)

 

パンクはいつ発生するか分からないので、特に遠方に行っている時にそういったトラブルが起きないよう、普段から柔らかいブレーキ操作を心がけましょう。

 

悪路を走行する

悪路はそもそも避けてしかるべきですが、慣れない土地や、交通状況の悪化によってそういった道を走行せざるを得ないこともあります。

 

ですが、悪路では鋭利な形となっている石が含まれていたり、不法投棄等によって落ちている硬いゴミ等を踏んでしまった場合、軽自動車等の比較的小さいタイヤではパンクを起こすリスクが格段に高くなります。

さた丸
さた丸

オフロード用のSUV等のサイズが大きいタイヤでもない限り、できれば悪路や山道は避け、多少遠回りになっても安定した道を走りましょう。

 

パンクしたときの対処法

パンクしたときの対処方法

まず動かさない

もしタイヤがパンクしてしまった場合、絶対にその場から動かしてはいけません。

パンクしたことによって空気圧が抜け、変形しきったタイヤは車のバランスを著しく悪化させます。

 

また、低速であったとしても空気圧が抜けていることでホイールとの接合が弱まったタイヤは何かの拍子にちぎれてしまったりして周囲へ二次被害を及ぼすことも考えられます。

さた丸
さた丸

当たり前ですが、安全が確保できていない状態での走行は道路交通法違反になるので、そもそも動かせる・動かせないの問題ではありません。

 

もし用事があって急いでいたとしても、そこからさらに事故等を起こしてしまってはより多くの時間・手間・費用・迷惑をかけることになりますので、まずは冷静になって状態を整理しましょう。

 

スペアタイヤを装着する

もしパンクしてしまった場合は、スペアタイヤの装着によって走行が可能になります。

とはいえ、昨今の車メーカーは新車購入時でもスペアタイヤはオプション扱いになっていることが多いので、最近では車に積んでいないという人も多いかもしれません。

 

万が一際のスペアタイヤなので、絶対に必要になるものではないかもしれませんが、悪路を走ることが多かったり、車で遠出することが多い人は安心のために1輪持っておいても良いと思います。

さた丸
さた丸

その場合は自分でタイヤ交換を行えるよう、スペアタイヤと共にタイヤ交換のやり方をしっかり頭に入れておきましょう。

 

また、セルフでタイヤを交換する際にはいくつか注意点があります。

下記の記事でまとめていますので参考にしてみて下さい。

 

ロードサービスを利用する

上記で紹介したスペアタイヤを備えておけば安心ですが、実際のところはレッカーで移動する人も少なくないかと思います。

 

そして最近の自動車保険ではそういったスペアタイヤを持たないドライバーの増加もあり、レッカーを利用できるロードサービスが充実した保険プランもたくさん出ています。

 

ロードサービスの中身は保険会社や加入するプランによって様々なので、代理店系・ダイレクト系問わず、自身の保険内容は確実に把握、もしくはいつでも参照できる状態にしておき、いざという時の動き方をイメージしておきましょう。

さた丸
さた丸

「〇〇Kmまで無料」、「最寄りの指定工場まで無料」などといった制限を設けている場合も多いので、自分の移動範囲を把握した上でしっかりとプランを組みましょう。

 

パンクを予防するために

パンクの予防

工業地帯を走らない

工業地帯はトラックの出入り等のことを考え、車が使用できるスペースが多く取られていたり、市街地と違ってお店等が少ないことから人通りが少なく、ドライバーにとっては走りやすい場所が多いです。

 

そして場所にもよりますが、工業地帯を抜けていった方が距離的・時間的に早く目的地に着けることもある為、あえて工業地帯にある道を利用する経路に設定する人もいます。

 

ですが、そういった地域は資材の破片や釘などの部材が落ちてしまっていることも多々あり、パンク等の車へのダメージの観点からするとリスクはやや高いと言えます。

 

それに土日でも稼働している会社もあり、会社側も休日につき通行する車の少なさから運転が大雑把になっているところもあるので、人が少ないからと言って気を抜いていると思わぬ事故やトラブルに巻き込まれてしまうことも考えられます。

 

ですので、パンクの可能性を考えるとできれば工業地帯は避けて通るべきかと思います。

さた丸
さた丸

釘はしっかり刺さるとすぐには空気は抜けず、時間を置いてパンクが判明することもあるので要注意です。

 

使用期間を年数で区切っておく

上記でも述べている通り、タイヤは経年劣化によってだんだんと硬くなっていきます。

ですが人間の腕力・握力でその硬さの変化を把握することはかなり難しいです。

さた丸
さた丸

適切な空気量が入ったタイヤは手で触ると新品でも全然硬いです。

 

なので、急にパンクを起こすリスクを少なくするために、使用開始時点からあらかじめ使用期限を自分で設定しておき、使用期限を迎えたタイヤは特に問題が発生していなくとも安全のために交換することをおすすめします。

 

さた丸
さた丸

個人的にはノーマルタイヤは長くとも5年(5シーズン)、スタッドレスタイヤは4シーズンの使用で交換するようにしています。

 

保管時にしっかり洗浄しておく

これは降雪地等で1年の中でタイヤを履き替える必要がある場合に言えることになります。

 

タイヤは外で使うものにつき、タイヤ交換時には特にメンテナンスもせずにそのまま保管場所にしまう人も多いかと思います。

 

ですが、路面や道路上の空気には塩カルピッチタールタイヤの素材にとって悪影響となる物質がたくさん付着・浮遊しています。

 

それらの物質が付着したままのタイヤをそのまま保管してしまうと、その劣化を大幅に早め、本来の使用可能期限を過ぎる前に寿命を迎えたり、いざ使うタイミングになった時に本来の性能を発揮できなくなってしまっていることも考えられます。

 

なのでタイヤを取り外した際は、タイヤ部分は流水で流しながらタワシ等でこすり、ホイールはスポンジで撫でるように汚れを落とし、そのまましばらく乾燥させてから収納するようにしましょう。

さた丸
さた丸

ちなみにその際にタイヤの艶出しメンテ剤等を塗布するとタイヤの劣化の原因となり得るので、何も塗らずにしっかり乾燥させてからしまうようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

タイヤは車の足となる非常な重要なパーツです。

であるが故に頑丈ではあるものの、その強さに甘えてメンテナンスを怠ると非常に面倒なことになったり、最悪事故を引き起こしてしまう場合もあるので、常日頃からそういったリスクを下げることについてしっかりと目を向けておきましょう。

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